米粉のパンとかお菓子とか

すべての生命と共にある農業や建築などを学ぶパーマカルチャー。私が通っている藤野のパーマカルチャー実習コースでは、作物を作るだけでなく加工までやって可能であれば商品化したり、社会貢献したりしようというプロジェクトが今年からはじまりました。いくつかのチームがありますが、私はパンプロジェクトと山の飲み物プロジェクトに入っています。パンプロジェクトではパン貨幣という地域通貨を使ったコミュニケーションやできるだけ自分たちで作った材料で作る自給自足パンなどのアイデアをもとにチームのひとりひとりがパンを焼いたり、おいしいパンの研究をしたりしています。自給自足パンは絶対実現したいと思っていましたが現在農場に植わっている小麦は薄力粉と中力粉になる品種だけ。小麦の植え付けは秋なので、今から植えても間に合わないし国内で強力粉になる品種を育てるのはかなり難しいとのこと。北海道産などの強力粉を買うしかないなあ、と思っていました。でも、少しでも自給自足に近付けたいという思いが捨てきれずベトナムのサンドイッチ、バインミーを思い出しました。バインミーはフランスパンに野菜やパテなどが挟まっているサンドイッチですがベトナム人も日本人と同じ米文化だからか、固すぎるフランスパンが苦手だったんでしょうか。米粉をミックスして普通のフランスパンよりやわらかいパンになっています。米粉のパンなら農場で採れる米を使えると思い米粉のことをいろいろ調べています。手始めに米粉を使ったマフィンを焼いてみました。普段焼き菓子を焼くときはfoodmoodのなかしましほさんのレシピで焼くことが多いですが今回は米粉を使いたかったのでババグーリのレシピで焼きました。砂糖を使わないで低温でじっくり焼くマフィンは、食べるととろけるようにやわらかくやさしく薄力粉だけで焼くマフィンとはまた違ったものになりました。米粉を使うと軽くなるような気がします。次は米粉のパンに挑戦してみようと思います。

ヒナタノ食堂

こころとからだと地球にやさしい、オーガニックフードを提供しています。