day3 Portland
曇り空。急に寒くなりました。この日はソーヤー海くんに教えてもらったシティリペアの中心となった交差点に行く日です。ポートランドは毎日のように違う場所でマーケットが開催されています。この日は水曜市。中心地の広場でやってるのでまずそこに行くことに。建物がクラシカルでいいな。
フリー乗車区間もある便利なライトレール。
かわいい仮囲い。期間限定だからこそ自由に描くべきだ!
時間の流れがゆっくり。
マーケットに到着。街路樹も広場の樹も背が高くて枝が広がっていて十分な木陰。直射日光に当たらずに涼しく過ごせます。
野菜の農家さんの出店がほとんどで加工ものや焼き菓子、飲食などもありました。
飲食は4店舗ほど。どのお店もかなりレベルが高くて迷いました。
メキシコ料理好きの私たちその場で蒸してるあつあつでほくほくのタマレスと(私的には本場メキシコのよりもおいしかった)
このマーケットも名物野菜ソテーがソースになってるホットドッグ。野菜の塩加減と辛くて大きいソーセージがおいしかった!
マリンバの演奏と歌とドネーションマッサージ。のどか。
山盛りサラダのお店もあった。おいしそうだった。
花屋さん。花が元気よく見えるのはなぜだろう。
かぼちゃが豊作のようです。
写真ではわかりにくいですが手のひらくらいの大きさです。
ハーブビネガーのお店。試飲させてもらった。ディルのビネガーがおいしかった。これ自分でもやってみよう。
この葉っぱおいしかった。何の葉っぱだろう?
数少ない焼き菓子のお店。
このようにほぼ毎日マーケットが開かれています。私たちは運よく次に行く地区でもマーケットに遭遇しました。
中心地の大通りも木陰多め。
バスでアンティークが集まる地区、セルウッドへ。Bybee St.でバスを降りたらまたまた水曜市!こちらは昼過ぎから夜までやってるマーケット。仕事帰りも寄れていいね。
移動式の石窯。岡山の市で見てからこれがどうしてもほしい。誰か作ってくれませんか?これで焼いたパンとピザがよだれが出そうなほどおいしそうだった。
こっちの花も元気。
カラフルなのは花だけじゃない。
紫のパプリカなんてはじめて見た。
UFOズッキーニ。
ケールがよく育つのかな。この後見せてもらった畑にはだいたいケールが植わっていた。サラダにすると苦みがとってもいい感じで、エビと相性がよかった。
紫たまねぎ。こっちの人はサラダでたまねぎを使うのが上手。
ほおずきみたいなんだけど中身がはち切れそう。
山盛りいんげん。今年は藤野もこのくらい採れたよね。
このお店の陳列がセンスよし。参考にしたい。
ちょっと歩くと湖が見えてきた。
住人のみなさん庭作りがじょうず。
家の前の道路。おめでとう。
リスがいた。自分の顔より大きなくるみをくわえてた。割って食べるのかねーお利口だねー
2階がテラスになってていいな。
ZENBU
このお店にはまってしまった。ただの日用品のお店かと思ったらワークショップをいろいろやっていたり裏に動物小屋があったり、本格的な農業用品が売っていたり
店内ワークショップスペース。ポートランドにはこういうスペースを持つ店が多かった。
他にもヤギ、ウサギ、七面鳥(?)がいた。
本格的かつデザインが素敵な農業用品。
突如現れるアートのお店。友達が心をわしづかまれていた。
こんな人とか
こんな人も
シュール。
箱形の掲示板。これもシティリペアのひとつかな。
アンティークショップは16時とか17時に閉まる店が多くてあまり行けなかったけど、このお店はよかった。
どのお店にも外に休めるベンチやテーブルセットがあった。
植物の使い方も相当センスがよい。
Sherrett St.きた!他の通りと雰囲気が違う(ドキドキ)
ちょっとヒッピーくさい(いい意味で)
Free movies
こっちはFreeじゃない。
宇宙人石窯。
こっちにもなんかある。
みんなが使えるFree おもちゃ。
じゃん!(古い)ここがSherrett St. 9th Ave.の交差点です。
交差点の四隅には大きな掲示板や
おなじみ宇宙人石窯や
手作りベンチや
TEA Stationや
子どもの遊び場があります。
この掲示板、雨に濡れてもだいじょうぶな優れもの。小さなものの受け渡しなんかもここでできそう。
子どもコーナーの看板。注意事項など。ある程度のルールは必要。
ちゃんとポットにお湯入っていましたよ。
このベンチの裏には梨がたわわになっていました。
毎年みんなで図柄を決めて春に塗り直すんだそうです。
話を聞いてからぜひ行ってみたいと思っていて実際に行けてよかったです。この通りにはゆったりと自由な空気が流れていました。
シティリペアは行政に働きかけて、無理と思われることを実現させたすばらしい活動です。詳しくはこの記事の前半にリンクをはっておきましたのでアーバンパーマカルチャーの活動をしているソーヤー海くんのホームページを見てみてください。
Sherrett St.をもどっていたら途中でにわとりを放し飼いにしているお兄さんに会いました。通りを自由に走り回るにわとり!聞いたら自分のにわとりで、産んだ卵を食べてるとのこと。2畳分くらいのスペースの庭を借りていろんな種類の野菜を育てていました。
この家の横にちょこんと付いている庭です。こんな小さなスペースでもできるんだなあ。
カップケーキをつまみ食いしながら帰ります。帰りのバスの乗り方を知りたくてスタバのお姉さんに聞いたら知らないようでした。きっと中心地まで行かなくてもこの地域で十分たのしいのかなと妄想しながら帰りました。
木屑用コンポストに感動しました。さすが森の多いオレゴン州です。
リサイクルも図でわかりやすくなっていました。
夕食は地元のオーガニック食材を使ったレストランHigginsへ。年配の感じのよい紳士がテーブルを担当してくれました。すばらしい接客でした。
まず、先に出てきたパンとオリーブオイルがおいしかった。そして、地ビールとグリルド野菜のサラダ。
ムール貝を蒸した一皿。ムール貝はもちろん、スープがおいしすぎた。
まだまだ魚介を食べたい。Zuppa di Pecse 魚介のスープです。このスープもおいしすぎた。
すもものタルト。とろけた。
雰囲気よし接客よし料理よしですっかりこの店の虜になった私たちは次の日のランチも予約したのでした。19時台にはたいへんにぎわっていた店内もすっかり静まり返って素敵なカップルが風景の一部になっていました。
もう本当にヒギンズ最高でした。教えたくないけど教えたいお店。ポートランドでこれだけのレストランに出会えてそれだけでも日本から行ってよかったと思えました。本物の仕事とは何かをよく感じたお店でした。(お値段もびっくりするくらいリーズナブルでした)おいしいものと素敵な雰囲気を味わって夢見心地の3日目でした。
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