Polignano a Mare

今日の朝ごはんじゃがいもとピーマンの炒め物油揚げを焼いたものミズとにんじんのきんぴらきゅうりの甘酢漬け切り干し大根のトマト煮納豆キャベツと焼き油揚げの味噌汁ごはん大根は洋風な料理には向きませんが、干すと洋風な味付けでもおいしくなります。切り干し大根のトマト煮はなかしましほさんの「ごはんですよ」というレシピ本に載っていた切り干し大根アラビアータのアレンジで、お弁当に入れたり朝食に出したりするのでにんにく抜きです。にんにくがなくても十分おいしい便利な常備菜です。イタリアで、次にもし料理の仕事をさせてもらえるならどこでしたいかと聞かれたら、間違いなくプーリア州と答えます。プーリア州はいわゆるお惣菜、それも、おばあちゃんお手製のお惣菜といった感じの料理がたくさんあって、野菜を上手に料理する凄腕のマンマが五万といます。生パスタは耳たぶの形をしたオレキエッテや五本指のカバデッティなど、いかにも自家製という形も愛らしいパスタが主流です。滞在していたエミリヤロマーニャ州からは泊まりでないと行けない距離でしたが、一度目の訪問でプーリア州の虜になり、もう一度足を運びました。何度行っても素敵な場所でした。宇多田ヒカルがプーリアの男性と結婚したと知ってうらやましい!と思ったんですが、結婚式を挙げたのがポリニャーノアマーレと知って更にうらやましくなりました。ポリニャーノはイタリアでサンタルカンジェロの次に好きな場所で、個人的に結婚式をするなら絶対ここ、って思ってました。Polignano a Maremareは海という意味です。そう、海が本当に美しい。バーリから電車で30分程のすごく小さな街です。夏真っ盛りに行ったので、ブーゲンビリアが咲き乱れてました。
気候的には沖縄よりちょっと涼しいくらい。
広場には電飾が飾られていました。電気工事のおじさんたちが仕事に精を出していました。きっと夏のお祭りでもあるのでしょう。
旧市街の街並はぎゅぎゅっとコンパクトで、道幅もとっても狭いです。狭いのでこんな飾りが施されていてかわいかった。建物は白がちょとくすんだ色。
断崖絶壁の一部だけ入り江になっていて、ここでみんな海水浴をします。美しいエメラルドグリーンの海に色とりどりの水着で泳ぐ人たち。
私も泳ぎました。人が多いのでぶつかったりするんだけど、そのまま海の中でおしゃべりしたりしてたのしかったなあ。
結婚式を挙げる海岸からの景色はこんな感じ。私が行ったときも新郎新婦がいて、ウエディングドレスが海に映えてきれいだった。
大きな海と小さな入り江のある小さな街。またいつか行けたらいいな。

ヒナタノ食堂

こころとからだと地球にやさしい、オーガニックフードを提供しています。