「しごとってなんだろうな」WS

少人数で集まってこれからの自分たちのこと日本のこと世界のこと地球のことそして、どう生きていくかということをいろんな視点から話し合うワークショップを私の自宅兼アトリエヒナタノ食堂で開いています。 今回は2回目。前回はパーマカルチャーを知るためのワークショップでしたが今回はもう少し実践に近いかたちで話合いたいと思いテーマを「しごと」にしました。題して「しごとってなんだろうな」一緒に考えよう。です。
単純に仕事のスタイルを話し合うのではなく根本から考えていきます。まずは、住居も着るものも食べるものも何もないところに行ったらどうするか?生きていくのに何が必要か?付箋に書いてどんどん紙に貼っていきます。そして、その中から自分では絶対に作れないものをピックアップ。ひとりでは作れないけど何人か集まれば作れるとか技術を習得すれば作れるとか…実はそういうものが仕事になるのでは。必要だけど自分ひとりではどうしようもないものが他人の仕事として成立していたのでは。そのように補いあって生活するのが本来の姿かもしれないと思いました。現在の資本主義自由経済では必要でないのに広告などを利用して消費者の購買意欲をかきたてる仕組みになっています。この仕組みではまだ使えるのにどんどん買ってどんどん捨てて大切な地球資源を無駄に消費している気がしてならないのです。そして、生活に本当に必要なものを仕事にしているとき人は生き生きと仕事をするのではないかと思います。誰の役に立っているかわからない仕事ほどつまらないと感じたりお金のためだけに仕事をしてしまっては本末転倒な気がします。お金が何のためにあるのか根本を考えてみたらわかるのではないかなと思います。(お金のワークショップも後日開きたいなと思っています)そして、今回のワークショップで行き着いたところは何にも依存しない生活のことを考えたときにできることがたくさんあることで自分の生活が困らないのはもちろん誰かの役に立てる=「しごと」になるということ。これはとっても大切なことだと思いました。「できることが増える」ことは不安から解き放たれ自由になることと同じだと思います。まだ2回目ですが、毎回白熱してしまうこのワークショップ。もう少し大きな規模でやってみたいような気もします。これから生きていくことが楽に楽しくなればいいな。お料理
みんなで包んだ餃子。ビールがすすむ〜。
夏野菜ピクルス。オクラのピクルスおいしい。
農場で毎日100本以上採れるさやいんげん。カルボナーラ仕立て。

ヒナタノ食堂

こころとからだと地球にやさしい、オーガニックフードを提供しています。