健康な
今日の朝ごはんなすの味噌炒め油揚げの煮付けきゅうりとなすの漬け物茹でとうもろこし青梗菜と豆腐の煮浸しなすとたまねぎの味噌汁ごはんもみがらで堆肥を作って、大きなハウスで青梗菜を年に9回も育てて出荷している、新潟市西区にある長谷川農園を訪ねてきました。一時間だけ、という約束でお話をうかがいましたが、たいへん貴重なお話で、一時間があっという間に過ぎてしまいました。科学と実践に裏付けされた土作りのこと、納得することばかりでした。大切なのは「健康な野菜は健康な土で作られる、健康な野菜を食べれば健康でいられる」ということ。健康のためには有機栽培や自然栽培などかたちにとらわれず、健康な土を追求することが重要だということがわかりました。
こちらはハウスの中。苗が植えられたばかりです。頑丈で巨大なハウスは2棟あります。自然な農法を追求すると、露地栽培がハウスより優れていると考えてしまいますが、長谷川さんも昔は福岡正信さんの自然栽培に憧れていたそうで、今の環境は自然栽培をしたくてもできない環境であること。そのために、自然栽培ができるような環境をハウスで実現しているだけ、とのことでした。なるほど、そう考えたら露地栽培を肯定してハウスを否定するのはあまりに短絡的だと思ってしまいました。さすが実践者です、頭で考えてるだけではわからないことをたくさん教えてもらいました。
これがもみがら堆肥。触ってみましたが、ふかふかでした。こんなふかふかなベッドなら青梗菜も安心して育つことができるんでしょう。帰りに青梗菜をいただいて、さっそく家で調理したら、えぐみが全然なくてシャキシャキでおいしかったです。健康な土で育った野菜は身体にすっと入ってくるような野菜でした。
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