豪快に盛りつけた料理

今日の朝ごはんバターメープルトーストカフェラテマスカットゼリー今日は早朝から父が仕事に出かけ、弟は遅番。母とふたりの朝はそれぞれが適当に作って食べます。たまにはパンの朝ごはんもいいなあ。パンとカフェラテって合いすぎ。近ごろ、旅先で食べた料理の復習をしています。よっぽど店内の照明が暗くないかぎり(暗すぎるとぶれぶれで撮れない)食べたものは写真に撮っています。あれもこれもおいしかったなあって思い出しますが、時間が経って特においしかったなって思うのは、きれいに盛りつけられた一皿より、豪快に盛りつけられた料理です。しかも、お腹が空いてやっとありつけた食事は格別です。マラケシュの屋台で食べた羊肉の煮込み。パリから飛行機でモロッコに入り、はじめて上陸したアフリカ大陸。フランスではなかなかおいしい食事にありつけず、マラケシュに着いても食事どころか宿を探すのも大変で(自称ガイドという少年にだまされ高額を請求されたり)やっと見つけたおいしそうな屋台でした。
陶器の大きな瓶で長時間煮込んだ羊肉とモロッコパンとミントティー。パサパサのモロッコパンですが、羊肉の煮汁をつけて食べるとしっとり染み込んでおいしい。
羊の各部位をボイルしたものも気になって、モロッコ中を一回りした後また同じ屋台をリピートしました。これ、内蔵とかをやわらかくボイルしたものに自分で塩こしょうして食べるんですが、羊は臭みが強いのでスパイスたっぷりで煮込んだものの方がおいしかった。
モロッコ料理は豪快な煮込みや蒸し料理が基本。野菜も肉もゴロゴロと、スパイスを優しく効かせて仕上げます。苦手な人も多いみたいだけど、私は何度食べても飽きない味でした。タジンとかの蒸し料理って日本で作ったらきれいすぎる料理になってしまう。現地の豪快さって再現するのが難しいなあ。

ヒナタノ食堂

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