英彦山がらがら

今日の朝ごはんふきのきんぴらさんまのしょうゆ煮こしあぶらのつくだにしいたけのバターしょうゆ神山町の梅干しさつまいもの味噌汁ごはんイタリアから帰ってきて、日本食が恋しくて地元の野菜や山菜を使って常備菜ばかり作っています。特に私が料理修行をさせてもらったエミリヤロマーニャ州は伝統的な料理が今でも色濃く残っている場所だったので、余計に日本の伝統を追い求めたくなってしまいました。私の知らない日本食、作ったことのない料理がまだまだあるのではないかと思いました。紆余曲折あり、結婚をして妊娠をして、出産まで生まれ育った新潟で過ごすことになりました。ここは家のすぐ裏に畑が広がる小さな山を抱く、のどかな場所です。つくし、たけのこ、ふき、よもぎなどが採れ、近くに住むおじいちゃんおばあちゃんが畑仕事に精を出しています。運良く私も畑を借りることができ、今は夏野菜などを育てています。お腹に赤ちゃんがいることもあってか、以前よりも食べるものに気を使うようになりました。食品添加物のことを勉強したり、食べ方を考えたり、バランスを考えたりしています。一日のうちで一番好きな食事の時間が朝ごはんです。だいたいお味噌汁とあと一品を作って常備菜を盛りつけるというのが定番。ぬか漬けとおかずをちょこちょこつまんでお味噌汁と炊きたてごはんを食べる幸せ。日本人っていいなあと思ってしまいます。ゴールデンウィークはちょっとがんばって四国まで足をのばしてみました。徳島県神山町、梅干しとしだれ桜が有名で、人々があたたかく、山々が美しいすばらしい場所でした。帰りに寄った高松にあるまちのシューレで日本のおもちゃ展という日本全国の伝統的なおもちゃの展示が開かれていて、音色に惹かれて赤ちゃんのためにがらがらを購入しました。「がらがら」というより「カラカラ」。素焼きのきれいな高音です。福岡県の英彦山というところでおじいちゃんがひとりで作っています。
色もきれいなんです。「英彦山がらがら」で検索したら、動画を見つけてしまいました。このがらがらは魔除けや畑の害虫駆除に役立つんだそうです。夏になったら畑で使ってみようかな。新潟には三角だるまという伝統的なおもちゃがあります。赤青二色の円錐型のおきあがりこぼしです。阿賀野市で作られています。新潟に来た際にはおみやげにどうぞ。

ヒナタノ食堂

こころとからだと地球にやさしい、オーガニックフードを提供しています。